学校や会社で指示されるがまま、毎年なんとなく健康診断を受けているけれど、どんな検査があって、どうしてこの検査を受けなければならないのかはあまりよく分かっていない…という方も多いのではないでしょうか?
今回は、知っているようで知らない健康診断についてご紹介します。
\\\ 健康診断の種類 ///
ひとくちに健康診断といっても、実はいろいろな種類があります。
① 一般健診
② 付加健診
③ 乳がん・子宮頸がん検診
※40~48歳の方と50歳以上の方では検査の撮影方法が違うため負担額が異なる
④ 子宮頸がん検診(単独受診)
※36歳~38歳の方で一般健診を受けられる方は一般健診と併せて受診することも可能
⑤ 肝炎ウイルス検査(任意)
※ALT(GPT)…肝臓にある細胞の障害の程度をみる検査項目。4~44 IU/Lが正常値と言われ、高値の場合はアルコール過量摂取、肥満、薬剤、肝炎ウイルスなどが疑われる。
\\\ 年齢別に異なる検査項目がある理由 ///
例えば「乳がん」は、発症のピークは40代後半からですが、増加し始めるのは30代からと、比較的若い年代の発症が目立ちます。そのため、30代から定期的に検査を行うことが推奨されています。
このように、年齢別にかかりやすい疾患リスクがある程度わかっているため、年齢に沿ったリスクに備え、必要な検査項目が設定されているのです。
\\\ 各検査項目で調べる内容と特定できる病気 ///
\\\ 検査結果について ///
再検査項目がなかった場合
今の調子で健康に気を配りましょう。病気の「早期発見」「早期治療」のため、引き続き年1回は健康診断を受けるようにしましょう。
再検査項目があった場合
健康診断の検査は基本的に簡易的なものなので、どうして異常値がでているか、もう少し詳しく検査をする必要があります。
今回たまたま問題があったのか、それとも治療が必要な状態なのか、少し時間を置いて検査することが必要です。たとえ症状が無くても、重大な病気が隠れている場合もあります。
せっかく検査を受けたのですから、自己判断をして放置するのではなく、かならず受診するようにしましょう。
もしご自身の健康状態に不安がある方は、ぜひOHDr.にご相談ください!オンラインで、自宅から気軽にご相談いただけます。