八丈島にて多言語対応のオンライン診療サービスの実証実験を開始

OHDr.はこのたび、SOMPO Light Vortex株式会社および八丈ビューホテル株式会社と連携し、2025年7月11日より、東京都・八丈島にて、訪日外国人観光客を対象とした多言語オンライン診療サービスの実証実験を開始いたします。
本取り組みは、先進的な遠隔診療ソリューション「TytoCare」を活用し、日本語・英語・中国語に対応したオンライン診療を、宿泊施設から安全かつスムーズに提供するものです。
 
◆ 実証実験の概要
期間中、八丈ビューホテルにご宿泊されているお客様が体調不良を感じた場合、ホテルから「TytoCare」機器を無償でレンタルいただき、OHDr.のオンライン診療サービスにアクセスすることで、多言語対応の診療を客室内などプライベートな空間で受けることが可能です。
 ※診療サービス自体は有料となります。
「TytoCare」は、ビデオ通話に加えて、聴診音、咽頭や鼓膜の映像などの医療データを取得・共有できるデバイスです。医師はリアルタイムでこれらの情報を確認し、より対面に近い診療を行うことができます。
 
◆ 本サービスの特長と利点
【観光客の皆様へ】

移動不要で、使い慣れた言語で受診可能
高精度な診療体験により、安心して滞在を継続可能

【宿泊施設にとって】
多言語対応の医療支援を提供することで、顧客満足度が向上

医療搬送手配や通訳対応の業務負担を軽減

 

◆ 今後の展開
本実証実験の結果をもとに、宿泊者のニーズや運用上の課題を分析し、サービスの本格展開および全国の宿泊施設への導入拡大を検討してまいります。
 訪日観光客の皆様が「いつでも、どこでも、誰でも」安心して医療にアクセスできる社会の実現に向け、今後も積極的に取り組んでまいります。